「中国人は友達だ!」第二次大戦中のアメリカのプロパガンダポスター → 「日本人とどうやって見分けたの?」【海外の反応】

2018/03/04 04:24

戦争のプロパガンダといえば「善 VS 悪」がテーマ。敵を悪に仕立て上げ、自分たちを正義の味方として描く。同盟国には友人として、善の属性が与えられますが、そんな単純にはいかないのが「敵の敵」。

例えばソビエトはアメリカなどの連合国にとって扱いにくい厄介な存在でしたが、ナチがソビエトへ攻撃したのをきっかけに友人へ仲間入り。

中国については、日本の「西洋からの差別・抑圧からアジアを解放する」というプロパガンダに対抗するため、積極的に中国人を「友人」として描くプロパガンダが制作されていた模様です。

これはそんなプロパガンダのひとつ。「This man is your FRIEND - He fights for FREEDOM」というメッセージとともに笑顔の中国人の兵士が写っています。実はこのポスター、中国人の他にも色んな人種・国籍のバージョンがありました。

このポスターへの海外の反応

同じポスターで人種・国籍だけを入れ替えたものを他にも見たことがある。
誰かこの「This man is your FRIEND」シリーズの全リストを持っている人はいない?

Wikipediaに全部そろってあるようだ。


↑イギリス人


↑ロシア人


↑オーストラリア人


↑カナダ人


↑エチオピア人


↑オランダ人船員

「オランダ人船員」はまるで万引き現場を見られたような顔だな(笑)

🇪🇺↑間違いなくこれがシリーズの中で一番ダサい(笑)
まるで甲板上で適当に撮影し、当時のフォトショップ的なもの、エアブラシかなにかで修正したかのようだ。

「オランダ人は友人ではない!オランダの船員だけが友人である!」
恐らくオランダで海面より高い位置にいるのは船員だけで、それ以外は全員マーメイドだからじゃない?

マーメイドは枢軸国側だったのか。

どうして他のシリーズではみんな国籍なのに、これだけ「オランダ人船員」なの(笑)

↑1942当時はオランダはナチスドイツの占領下にあった。
小規模のレジスタンス意外に唯一残っていたのが海軍だったんだ。
アジア太平洋地域の残った艦隊は日本軍によってほぼ全滅したが、地中海や大西洋の部隊は比較的活躍した。

「エチオピア人」ポスターはCOOLだね。
戦争前から(イタリアの)占領下にあったことは知っているけど、第二次世界大戦に軍隊として参戦していたとは知らなかった。

なんと呼ぶのかわからないけど、カナダ人が頭にかぶっているものが欲しい(笑)

Tam o’ shanter、略称TOSと呼ばれるスコットランド起源の帽子だ。
今でもスコットランドやカナダの一部の軍隊で着用されている。

自分がオーストラリア人だから贔屓目入ってるかもしれないけど、オーストラリア人が一番イケメンだね。

↑アメリカ人はほぼ全員一致でオーストラリア人は魅力的って思ってるから、間違いではないよ。

↑ちょうどオーストラリアから帰国したばかりだが、たしかにその通り。
オーストラリアでペプシのCMのキャスティングをすれば17秒で終わる。

「1940年代のロシア」と「FREEDOM」。
どっちか一つを選んでよ。

↑ロシアを擁護するわけではないけど、東ヨーロッパの半分はロシア人によってナチから解放されたんだ。

↑ソビエト連邦によって解放されたとは相対的な概念だね。

ソビエト連邦かナチ、どちらを選んでも地獄じゃないか。

↑もし自分がユダヤ人、ポーランド人、カソリック、ジプシーのいずれかで無ければ、ナチドイツ支配を選ぶかな...。

ポスターのイギリス人、歯が汚いね...。

↑イギリス人としてがっかりだよ。今のイギリスは、歯科衛生に関しては世界の模範だけどね。

当時の人達はどうやって日本人の「収容者」と中国人の「友人」を見分けていたんだろう?

↑それを説明するためのプロパガンダコミックが作られていたんだよ...。

「パトロールによって連行されてきた二人の男、まずチェックするのは『外見』だ。中国人は『C』、『J』がJAPだ。『C』は平均的なアメリカ人と同等の体格であることに注目してほしい。一方『J』は背が低く、まるで脚が胸に直接くっついているかのようだ。」
「『C』の肌の色はくすんだオレンジ、『J』はそれよりも明るい肌色で、レモンのような黄色寄り。『C』の目は西洋人のような位置にあるが、非常に細目だ。『J』の目は鼻の方向へ斜めに寄っている。」

✡時代の移り変わりを感じさせるね。
今では、経済的に豊かになったおかげか、日本人の方が体格が上になっている。
肌色に関してはその通り。今でも中国人は銅茶、日本人はレモン色だ。

なんだこのコミックは…。。

一体どれくらいの数の中国人が「アメリカ人より背が低い」という理由だけで日本人と思われて連行されたと思う?

中国人「神に誓って言う、自分は日本人じゃない!背が低いだけなんだ!」
アメリカ人「黙れ、東条!」

基本的には制服で区別していたんだじゃないかな。
白人のポスターが殆どであることを考えると、友軍への誤射を防ぐという目的もあっただろう。

🇪🇺中国人のユニフォームはとってもオーストラリア・ハンガリーっぽい。

日本軍への抵抗勢力だったKMT(中国国民党)は、1937年頃までワイマール共和国そしてナチスドイツから物資、技術の両面でサポートを受けていた。
いわゆる「スキー帽」やその他多くのパーツがそうやってドイツから輸入されたものだ。
かの有名なシュタールヘルム(Stahlhelm)も採用されていた。

「オランダの船員」ポスターに映っているオランダ人、たぶん制服だけではドイツ海軍と殆ど見分けつかないと思う。
平均的なアメリカ兵にオランダ語とドイツ語の違いが分かるとも思えない...。

↑たぶん、「世界戦争」で一番厄介なことの一つだと思う。
オハイオの小さな町、あるいはニューサウスウェールズ、ウェールズのスウォンジーでもいい。そんな片田舎からやってきた青年兵が、どうやって遠く離れたヨーロッパやアジアの外国人を見分けていたんだろう?

Fallout: New Vegasのこのポスターの元ネタがこれだったんだな。

ロシア人のポスターの中の人が一番フレンドリーに見えることに失笑。

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