反麻薬の名のもとに批判者を次々に殺害、フィリピンのドゥテルテ大統領による恐怖政治がヤバすぎる…

2018/07/09 18:47

フィリピン、ドゥテルテ政権による『反麻薬戦争』を隠れ蓑につかった反対派の多量殺害が、海外掲示板で話題になっている。

フィリピンでは、2016年のドゥテルテ大統領就任以来、少なくとも10人の市長が殺害されている。

先週月曜には、マニラ南部のTanauan市長が国歌斉唱中にスナイパーに胸部を撃たれ死亡。その翌日には、バイクに乗ったヒットマンによってマニラ北部のCabanatuan市長が射殺された。

殺されたTanauan市長のハリリ氏は、麻薬密売人を公衆の面前で行進させ晒し者にする『Walk of Shame』で脚光を浴びた人物。その後一転して、ドゥテルテ政権により政府の『麻薬関連人物リスト』に載せられ、政府の反麻薬キャンペーンを監督する地位から失脚している。

ハリリ氏を敵視していたドゥテルテ氏は、氏が殺害される4日前に、「副市長はハリリを誘拐するか、市長の地位から引きずり下ろすべきだ」と発言していた。

1983年反マルコスの筆頭だったアキノ氏が殺害、2009年には当時のアロヨ大統領による反対派57人の虐殺など、フィリピンにおける政治家の暗殺は近年に始まったことではない。

ドゥテルテ政権が始めた『反ドラッグ戦争』ではこれまで2万人以上が殺害されたと見積もられており、被害者の中には反ドゥテルテ派の政治家も多く含まれ、反対派弾圧のための隠れ蓑として使われているとの批判がある。

アナリストのリチャード・ヘイダリアンによれば、ドゥテルテにより『麻薬売買関連人物リスト』に載せられ、その後『法の範疇外』の手段によって警察やヒットマンなどにより殺害された政治家達の件は、全て有耶無耶にされて未解決だという。

ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)のフィリピン担当者コンデ氏は、ドゥテルテによる『反ドラッグ』の名の下の暗殺を恐れるあまり、リベラル野党自由党寄りだった地方政治家の殆どは、今ではドゥテルテに同調している、とTIME誌に語っている。

TIME

このニュースへの海外の反応

フィリピンでは、政治的ライバルを暗殺するのはヘアカットに行くようなもの。選挙活動中に傭兵を雇って自分の身を守るのもごく普通のことさ。
アメリカのような豊かな国で民主主義が危機に陥っていると嘆いている人は、最貧国の民主主義の実情を見てみるといい。
1票を2ドルで買うことができるのだから。

↑ある地区では有力な政治家二人の接戦だったため、1票の値段が高騰したそうだ。


↑政治にも自由市場が働いているってわけだな。

習近平の『反汚職キャンペーン』も、実際には反対派を潰して独裁強化を進めるためのもの。

↑サウジの汚職摘発も同じ。

↑あの王子、表面上はプログレッシブな改革派だけど、本当のところは絶大な権力が欲しくてたまらないだけ。

↑サウジの現王様の支配力は、石油価格の下落と共にどんどん低下してる。
一族が権力に留まる唯一の方法が、国を近代化すること。とはいえ、国民の多くが原理主義的な考え方を持っている中、それを実現するのは相当な慎重さが必要。
王子が近代化を進める動機は利己的だが、女性の運転を許可したり、サウジ初の映画館が開業したりと、社会の改善が進んでいるのも事実さ。

↑女性の地位を改善しようと躍起になっているのは、欧米マネーを呼び込みたいからだよ。
UAEが観光と外資によって成功したのを見て、二匹目のドジョウを狙っているのが今のサウジなのだ。

エルドアンもドゥテルテも似たようなものだ。
2016年によるトルコ軍によるクーデター未遂は、実はエルドアンが、自身の非世俗政治を脅かす反対派を抹殺するために起こしたのではと思っている。

↑ちょうど1週間ほど前に大統領選に勝利したエルドアンは、月曜日に非常事態宣言を解除している。
なんとも好都合なタイミングで、国家に対する脅威が消えたものだなぁと思う。

麻薬取引に関連していたとされるドゥテルテの息子はまだ処刑されていないのか?
ドゥテルテによるでっちあげリストと違って、息子の件は証拠まであるのに…。

↑候補者だった際のドゥテルテは「もし息子がドラッグ取引に加担していたことが分かったら、息子の処刑を軍に命令する」と言っていたが、実際に大統領になったら何のアクションも起こさず。

↑麻薬取引に関連した人物を殺害することが奨励されてるみたいだから、誰かが勝手にドゥテルテの息子を『処刑』してもお咎め無しなんだろうね?

ドゥテルテの悪事を批判したその瞬間に、批判者は麻薬の売人のレッテルを貼られてしまうのがフィリピンの現状。

このニュース記事によれば、ドゥテルテの政党に加入すれば麻薬取引関連人物のリスト(いわゆる『国家の敵リスト』)から除名してもらえるようだ。

↑まるでサダム・フセイン。

↑ドゥテルテが、フセインと同じような最期を迎えることを望むよ。

フィリピンの政党は、他の国とは大きく違う。
フィリピンでは政権が変わる度に、多くの政治家が与党に鞍替えする。
残るのは弱小政党だけなので、事実上、一党独裁政治なんだ。

自警団を容認することの恐ろしさを知らない人が多いのが、とても残念だ。
レイプの「容疑者」が暴徒にリンチ殺害された→よくやった!
児童痴漢容疑での男が留置所で
殺された→素晴らしい!
麻薬の売人がヘリコプターから突き落とされた→当然の仕打ちだ!
自警団は「正義」の概念を矮小化させるもの。
自警団が法に代わって処罰を行うようになれば、暴力による支配しか残らない。

↑でも、ネット民は犯罪者が殺されたら祝福する傾向にある。
密猟者がライオンに食い殺されたニュースも熱狂的に受け入れられてたしね。

↑ライオンは自警団とは違うよ。
ネット民が盛り上がったのは、「バカなことをする奴が、バカな死に方をした」からなのさ。

アメリカ在住のフィリピン人と仕事する機会が多いんだけど、みんな揃ってドゥテルテを敬愛してる。
自分の西洋リベラル的な視点から批判しようとすると、「フィリピンがいかに腐敗していたか」そして、それを「いかにドゥテルテが改善したか」を熱弁して反論されるんだ。
彼らはフィリピンに住んでないから実情を良く知らないだけかもしれないが、全くもって理解に苦しむ。

↑自分の友人のフィリピン人もそんな感じだね。
「フィリピンの麻薬問題がどれほど酷いか知ってるかい?フィリピンにはドゥテルテが必要なんだ!」って言ってた。

民主主義から独裁政治へ移行していく国が最近増えている…。

↑それを100年前から手助けしてきたのがアメリカだよ。

↑でも、今は民衆自ら独裁者に投票する時代さ。

ソース:

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名無しオッターさん

フィリピンでは死刑は廃止されてるけど処刑はOKなのかw

名無しウルフさん

工作員のプロパガンダがフィリピンでも始まったか

名無しバイソンさん

天皇陛下に対する態度がトランプより立派だったから
テルテル坊主が国内で暴れているうちは気にしない。

名無しバイソンさん

数十年先には麻薬撲滅の父になってる可能性だってあるからな。
貧困を先に何とかしないとって声もあるだろうけどあの国の麻薬汚染はちょっと深刻だから多少の力業は必要だと思う。

名無しライノさん

南米の惨状を考えると麻薬一掃するにはここまでやらんと無理だろうなとは思う

名無しバッファローさん

フィリピンで人を殺すには、相手に麻薬を忍ばせて、偽アカで2.3回取引したようにみせればよさそう
旅行には行けないな

名無しペリカンさん

麻薬ってか、ドゥテルテが戦っている相手は
マフィアとテロリストでしょう。
話を矮小化してるね。

名無しヒッポさん

一般のまともなフィリピン人が納得してるならそれで良し
この行いを賞賛はできないけど、ドゥテルテを批判してる人たちってのも結局かなりお察しな感じなんだよね
「ドゥテルテは暴君よ!私の友人も麻薬売人の疑いがあるって処刑されたわ!」とか言うけど、「彼は麻薬になんて一切関わってなかったのに」とは続かない

名無しイーグルさん

大事なのは日本の国益に適うかどうか
問題ないなら関わらない

名無しヒッポさん

ぶっちゃけフィリピンとかは、これくらいしないともうどうしようもない所まできてるんだよなぁ…。

名無しキャメルさん

膿を絞り出す作業をしてるだけだ。
今までそれほどフィリピンは病んでいた。
これはフィリピン人民衆なら誰もが知ってる話。

名無しイーグルさん

※11
無知の癖に適当な事を言うな。どんな理由があろうと一人の権力者の独断で、捜査も裁判もなく暗殺という形で処刑するのが正しいわけがない。

名無しヒッポさん

※12
人を無知呼ばわりするならそれを上回る情報を出そうよ
そんな誰にでも言えるようなモラルの話じゃなくてさ
当然現地のこと知ってるんでしょ?

名無しペリカンさん

そもそも状況が違うんだろうけど、ドゥテルテよりエルドアンの方が比較にならないくらいヤバい人物に思える